2013年5月27日月曜日

急行「ゆのさぎ」〜緒花見列車〜事前準備・現地編2

鉄道遊走、里見です。

準備編の現地編の続きです。

翌日は昨晩からの雨は止み、お日様が顔を出していました。
始発は花咲くいろはHSHのラッピング車なので、それから取り組みを始めました。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 120D
まずは西岸駅出て直ぐのカーブに来てみました。昨晩の雨がトドメで大分散ってしまいました・・・。
4月ともなると大分日の出が早くなってきているので、始発も大分撮りやすくなりました。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 122D
続行は、昨日穴水に行く際に目に止まった桜の木があったので、そこで撮れるかどうかということで撮ってみたものの・・・、これは“ガーデニング”が必要ですね・・・。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間(西岸駅) 121D(左) 124D(右) 
花咲くいろはHSHラッピング車の折り返しは西岸駅でマジンガーZのラッピング車と交換なので、この俯瞰ポイントに来てみました。撮っているときには気が付かなかったのですが、若干傾いてしまっていまして・・・。orz

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 123D(後追い)
順調に晴れてきたので、昨日も撮影した能登中島〜西岸間の一本桜のポイントに移動しました。前日の教訓を生かして、2両編成でも切れない様にしたつもりなのですが・・・ちょいとギリギリでした。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 126D
花咲くいろはHSHのラッピング車が折り返してきました。今回はちゃんと対岸へ目を凝らし、単行で来ているのを確認して撮影しています。青空カットが撮れて良かったです。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 125D(後追い)
翌日の本番を撮影するため、西岸駅出た直ぐの直線のポイントを点検に来ました。昨年10月に刈っておいたので大丈夫だと思っていたのですが、やっぱり伸びてきていたので払っておきました。
段々、天気が怪しくなってきました。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 128D
駅で交換している僅かの時間でドン曇りになってしまいました・・・。
ただ、まだ晴れ間が見えそうなので、花咲くいろはHSHのラッピング車が戻ってくるまで待つことにしました。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 127D(後追い)
タイミング良く晴れてくれました!この時間はまだ顔に日が回ってこないのは仕方がありません。

2013.4.19 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 130D
暫く晴れ間が持ちそうなので、能登鹿島で交換してくるマジンガーZのラッピング車まで待ちました。そういえば、あんまりちゃんと撮っていないんですよね、マジンガーZのラッピング車。特にこの反対側・・・。

花咲くいろはHSHのラッピング車は、先程の127Dで一旦入区なので、ここまでで穴水へ向かい、元住吉氏と合流して元住吉氏には引き続き切符の準備を、私はまず緒花ちゃんヘッドマークの準備を行いました。緒花ちゃんヘッドマークはデカ過ぎて台座と分離して保管してあるため、使用の度に現車合わせで尾灯に掛からない様に貼り合わせ作業が必要となるのです。

緒花ちゃんヘッドマークの準備も終わり、切符の方も二人で回せば先が見えてきたので、折角の晴れ間なので花咲くいろはHSHのラッピング車のお昼頃からの運用をお昼がてら撮影に出ました。

2013.4.19 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 136D
とりあえず、晴れ間の内にこのカットと思い西岸駅へ来たのですが、折角の“湯乃鷺”駅の後ろの桜は他の桜より散りかけの状態で、ちょっと残念でした。
ちなみに、駅名板全ての“湯乃鷺”化はこの時点ではまだ行われていませんでした。

2013.4.19 のと鉄道七尾線笠師保駅 135D
折り返しは、昨日は2両編成で単行で撮れていない笠師保駅に来てみました。
田鶴浜交換でマジンガーZが来たのですが、この時点からまた天気が怪しくなってきました。

2013.4.19 のと鉄道七尾線笠師保駅 138D(後追い)
田鶴浜で花咲くいろはHSHのラッピング車と交換となる138Dの時は日が差していました。これは期待できるかと思ったのですが、

2013.4.19 のと鉄道七尾線笠師保駅 137D
・・・予定調和? 穴水に戻るかと言うときに晴れてくるし・・・。orz


さて、穴水に戻って切符の準備に全力を傾けていると、21日に使用したヘッドマークが手元に届きました・・・・・・台座なしで。

すご〜〜〜っくイヤな予感がしつつも、

「・・・台座は?」

「みんな使っちゃっているので、すいませんけど使っていないコレを剥がして下さい。」


(「・・・え、俺が剥がすの・・・」)


\(^o^)/



うっそ〜ん。工具をお借りしてひっぺがすハメに・・・。
途中、NT201の交番検査が終わって、緒花ちゃんヘッドマークを取り付けて、車票を差して準備をさせて頂いたのですが、その姿を撮影する余裕もなく、ひたすらに強力両面テープと戦った結果、

2013.4.19 のと鉄道七尾線穴水駅構内
19時過ぎまでかかりましたが、なんとか準備できましたよ・・・。。。

のとりあーなHM、さよなら。


このあと、夕飯調達→宿→風呂→飯→残った切符作業、という流れで19日の夜は更けていったのでした。


2013年5月26日日曜日

急行「ゆのさぎ」〜緒花見列車〜事前準備・現地編1

鉄道遊走、里見です。

準備編、続いて現地編です。

里見は事前準備を兼ねて、4月18日にのと鉄道入りしました。
桜の開花が早まったのもあり、桜の状態が良い内に少しでも撮影しておこうというのもありました。

4月18日は、花咲くいろはHSHラッピング車とマジンガーZラッピング車の2両編成が朝1往復あるということで、これに間に合わせるように出かけるつもりでいたのですが、結局準備が長引いて七尾に着いたのが11時10分前。能越道が七尾大泊IC〜七尾城山ICの一区間開通した恩恵で、花咲くいろはHSHラッピング車が七尾11時10分発のところをタッチの差で先行できました。和倉温泉では交換の花咲くいろはラッピング車をチラ見して、西岸駅に向かいました。

2013.4.18 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 131D
HMがHSHのものに交換されてから初撮影となるので、やっぱり一発目はここです。
桜は丁度満開でした。
お、スカートが綺麗になっている!くふふふwww。

2013.4.18 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
駅前の桜も満開でしたが、予報通りというか予報以上に天気が悪くて泣きそうです・・・。

2013.4.18 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅

駅名板は、この時点ではまだ交換されていませんでした。
ここで元住吉さんにばったり会いました。切符の準備もあって人手が欲しいと思っていたところでしたので、これで人足確保!と心の中で思いました。当人も何か手伝えることがないかと思って来て頂けたそうで、本当に助かりました。

とりあえず、まだ先程の花咲くいろはHSHのラッピング車が戻って来るので撮影することにして移動しました。

2013.4.18 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 134D
駅間の築堤にあるこの一本桜の開花状況が気になっていたので来てみました。桜は満開になっていたのですが、折り返し列車、単行だと思っていたのに前増結・・・。

2013.4.18 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 134D
どうしようもないです・・・。
このポイント、入り江を挟んで対岸の西岸駅に進入する列車が見えるので、それを見ておけばこういう事態を避けられたのですが、油断しました・・・。

ここで、所用を済ませる元住吉さんと一旦分かれ、先程和倉温泉ですれ違った花咲くいろはのラッピング車を撮りに移動しました。

2013.4.18 のと鉄道七尾線笠師保〜能登中島間 133D
天気が今ひとつの状況でしたので、この俯瞰ポイントに来てみました。背景にある桜は丁度良いようですが、列車の時間が近づくにつれて晴れ間が見えてきて・・・このポイント逆行になるのに・・・、列車が来たときには、まぁ、それそこの光線状況でした。
ちなみに手前の雑草等は、先週の内にパパがガッつりガーデニング(※許可済み)して頂いたお陰で撮り易くなりました。
なお、このNT201花咲くいろはラッピング車は、この133Dで運用を離脱して翌日まで掛けて交番検査を行っていました。運行計画で金曜〜日曜日まで黄色になっていた内の金曜日はそういう訳だったようです。

2013.4.18 のと鉄道七尾線笠師保駅 136D(後追い)
西岸駅まで行く際に、なかなか見事に咲き誇っていたのが見えていたので来てみました。こちらも曇っていなければド逆行です。元住吉氏と合流して撮影しました。

2013.4.18 のと鉄道七尾線笠師保駅 135D
田鶴浜交換で花咲くいろはHSHのラッピング車が戻ってきました。丁度頭の位置の桜の木一本だけが盛りを過ぎてしまっていて少し華やかさに欠けてしまうのですが、こればっかりは仕方がないですね。
やっぱり、スカートだけでも綺麗なのは良いですね。ふっふっふっ。

このあと元住吉氏と穴水に向かい、場所を借りて切符の準備と、私は運行関連の最終調整をしていました。
結局、私はブログの最終更新までしていたので手一杯で、ホントに元住吉氏が切符のスタンプ押しして頂けなかったらどうなっていただろう(多分、前日の晩に寝ないでスタンプ押し大会・・・)と思いました。
18時前に場所を追い出されたので続きは明日にして元住吉氏と別れ、

2013.4.18 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 146D
花咲くいろはHSHのラッピング車の連結位置を確認してから能登鹿島駅に来てみました。
ぼんぼりに灯が入るのは18時からなのですが、列車到着時点では点灯しておらず、発車直前に“バツン!”という音と共に点いたのでした。いやはや、点いてくれて良かったですよ・・・。

2013.4.18 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 146D
運賃収受に手間取ったのか、発車しそうで発車しなかったので三脚を外して流し撮りができました。
写真でも判る様に雨が降り出して来てしまい、桜が20日まで残ることをただ祈る様な状況になってきていました。

このあとひとっ風呂浴びて汗を流して、折り返しに間に合う様に、

2013.4.18 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 147D
西岸駅に来てみました。
雨は本降りで、撮影の為に十数分外に居ただけでびっちょんこになってしまいました。
某巨大掲示板でも話題になった通り、木が伐採されたお陰でスカスカになって大分印象が変わってしまいました。

この折り返しは単行で花咲くいろはHSHのラッピング車が戻ってくるので、果てさてどうしたものかと思いましたが、やっぱり失敗したモノを再履修しておこうとw

2013.4.18 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 152D
能登中島〜西岸間の一本桜のポイントに来て流し撮りを敢行してみましたw
ま〜っくらでなんにも見えないので、とりあえず三脚に据えて最高感度、30秒開放で露光すると築堤や背景の森が写り込むのでそれでアングルを決め、ピントは合うまでひたすらに露光→ピントリング微修正→露光を繰り返して出しています。
あとは三脚の首振りをフリーにして1/6secで振り切れば良いのですが、勾配に合わせて斜めに三脚を立てるのがコツになります。
でもまぁ、1回で良く決まったものです。(自分でも時々呆れます)

2013.4.18 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 151D
能登鹿島駅に戻ってきました。
一本前の列車で停車位置を確認しておきます。

2013.4.18 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 153D
少し修正して花咲くいろはHSHのラッピング車を迎え撃ちます。
こうして徹夜で運転して最終列車まで撮影していたのでした・・・。

続きます。

2013年5月14日火曜日

急行「ゆのさぎ」〜緒花見列車〜準備編・車票・サボ編

鉄道遊走、里見です。

切符編に続き、車票・サボ編です。

2013.4.21 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 9124D急行「ゆのさぎ2号」
今回の急行「ゆのさぎ」〜緒花見列車〜では、当初から直前変更を承知でNT201花咲くいろはのラッピング車をお願いしていました。それなので、行き先サボや愛称サボなどを車体に貼り付けるのは見送りとして、車票のみ制作するつもりでした。


車票のデザインは、上記画像の去年運転中止となった4月用として用意していたものをベースにしました。地色は桜色で、真ん中の桜のイラストはフリー素材を拝借したものです。
余談ですが、列車番号はダミーですが21日3往復の運転、サブタイトルも〜緒花見列車〜として計画していました。


そして今回のものは運転日が2日間となったため両日分を用意したほか、細かいところを仕様変更しています。
当初計画では画像にある通り、20日は3往復、21日は2往復の予定でしたが、20日に出発式、21日は1往復追加することなったため、


再度デザインを変更しました。この時点で20日の夜の1往復は〜夜桜緒花見列車〜として切り分け、また2両編成となる列車があるため“NT201”を明記し、21日のものもデザインを同じにして“団体専用”を明記したものとしました。これにより、鉄道遊走のロゴは車票サシの枠に隠れる位置となっています。また、“ゆのさぎ”の書体が改めて見ると今ひとつだったので、この時点で変えています。


そして増結となるNT202の方の車票も作りました。
検札印でNT202「劇場版花咲くいろはHOME SWEET HOME号」の緒花ちゃんのイラストをトレスしていたので、それを流用しました。白抜きの桜型も、検札印に使った桜型を流用です。トレスした緒花ちゃんを貼り付けたら・・・実は若干足りなくて、これのために書き足していたりします。


最後に、〜夜桜緒花見列車〜の車票です。夜桜のイラストは去年4月用に準備していたものを流用し、車票らしく運用も入れてみました。細かいところですが、“ゆのさぎ”の書体も変えています。
当初、この〜夜桜緒花見列車〜はNT201での単行運転の予定でしたが、運用都合からNT202を連結したままに変更となった(先方の都合なので、2両編成の告知はしませんでした)ため、NT201用とNT202用を用意しました。NT202用のものは月の部分に緒花ちゃんが入っていたの、気付かれました?

データが出来上がれば、あとは出力して1.2mmのプラ板に貼り付けて裁断すれば完成なのですが、なんか出来上がってしまうと物足りない感がありました。なので愛称サボも作ってしまうことにしました。


愛称サボも車票と同様、上記画像の去年4月用に用意していたものをベースにしています。桜のイラストはフリー素材を拝借しています。


去年のものに、桜色に赤縁の〜緒花見列車〜と、サボ持ち区表記を真似て“鉄道遊走”の文字を追加しました。また、今回はラッピング車を借りるということで、ラッピングの上にマグネットシートで貼り付ける訳にも行かず、代わりに窓に吸盤貼りとするためプラ板貼りとすることから、これまで設けていなかった抜き穴を開けるための○を追加してみました。抜き穴はプラ板に貼り付けた後、最初はサークルカッターで抜こうと思ったのですが上手く行かず、カッターナイフでちまちまと抜き出しています。


全て同じデザインではつまらないので、4枚中2枚は抜き穴のところに検札印でトレスした緒花ちゃんをいれてみました。緒花ちゃんが入ったものを七尾方、抜き穴としたものを穴水方にそれぞれ装備して21日は運転していました。


20日の急行「ゆのさぎ」を、場合によっては指定席にしようかと検討したことがあったので、“指定席”版も一応データ上で作ってみていました。緑帯は本来はこの“指定席”です。
結局、車内に席番がないこと、立ち席がでることが予想されることなどから、直ぐにボツにして、


緑帯を赤帯に、“団体専用”を“YUNOSAGI”に改めたものを20日用として用意しました。また、これまでは単行運転でしたので作らなかったのですが、愛称サボは大抵片側が列車名のローマ字表記、もう片側が種別表記のものを入れており、今回は2両運転となる列車があることから、


“EXPRESS”表記のものも作ってみました。この“EXPRESS”表記のものは七尾方、“YUNOSAGI”表記のものは穴水方に装備し、



 NT202用に抜き穴に緒花ちゃんを入れたものも用意して、同じく“EXPRESS”表記のものは七尾方、“YUNOSAGI”表記のものは穴水方に装備して20日は運転していました。


続いて〜夜桜緒花見列車〜用のものです。こちらも去年4月用に上記画像のものを用意していたのをベースにしています。背景イラストはフリー素材からで、〜夜桜緒花見列車〜用の車票も同じものを使用しています。文字はそれぞれ白文字としていますが、“ゆのさぎ”は元は赤文字から赤縁、“団体専用”は緑帯から緑縁を入れています。


そして、基本配置を〜緒花見列車〜と揃えたものに変更し、


“団体専用”を“YUNOSAGI”に変更しました。赤帯は100パーセントベタではなく、60パーセントの半透明とし、半透明ながらも赤帯を入れたので“YUNOSAGI”の文字には縁取りを省略しています。


また、〜緒花見列車〜用とおなじく“EXPRESS”表記のものも用意したほか、




NT202用として緒花ちゃん入りのものも用意し、配置は〜緒花見列車〜と同様で〜夜桜緒花見列車〜を運転しました。

愛称サボと車票をこれだけの種類用意していたのですが、皆様、気付かれましたか?
細かく見ていただければ楽しめるよう、次回も準備したいと思います。

準備編、もう少しだけ続きます。

2013年5月10日金曜日

急行「ゆのさぎ」〜緒花見列車〜事前準備・判子編

鉄道遊走、里見です。

切符編の続きです。

切符の発注が済んだ後は、券面に押す駅名印が必要となるので、切符に合わせた判子を発注しました。


駅名印は6mm×12mmの一行印で、書体は明朝体で発注しました。駅名は「七 尾」と「穴 水」があれば事足りるのですが、ひとつ300円程度のものなので、「和 倉」「小松崎」「湯乃鷺」も合わせて発注してしまいました。これでネタ券を作って遊べます。このほか、号数、番線用の数字印と、日付、時間用の回転印も用意して、



各所に押印し、画像にはありませんがダッチング(日付入れ)して仕上げました。
4月20・21日用に準備したものは全て発駅は「七尾」と「穴水」として、車内で追加発行したものが「湯乃鷺」を使用したのみであったようです。「湯乃鷺」発駅のものをお持ちの方は、かなりレア券です。次回は各キャラクターの駅名印も用意しましょうか。

さて、今回は台紙入りではなく、切符をそのまま手渡すこととしたことから、ひとつのアイデアが浮かびました。といっても鹿島臨海鉄道の真似なのですが、キャラ入りの検札印を作ってみようと思いました。
2013.3.9 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 138D
元ネタは、NT202「劇場版花咲くいろはHOME SWEET HOME号」のこの写真で、


これをモノクロ変換してイラストレーターでトレースして行きます。


円を描いて位置を決め、あとはひたすらにトレースして行きます。屋根のカーブで頭が少し寸詰まりになっていますが、それは目を瞑りました。


こんな感じにトレースしました。黒目のグラデーションをどうするか大分悩みましたが、滲みが出そうなので今回はとりあえずなしとしました。
検札印なら「検札」の文字を入れるところなのですが、折角桜の時期なので、


かつての改札鋏の桜型に“い”“ろ”“は”を横に添えてみました。
作業の都合、直径200mmで作成していたので、これを


印影の大きさの直径20mmに縮小します。20mmに縮小した際に線の太さは0.5ポイント(0.2mm)、文字サイズは8ポイント以上が推奨となっているので、


それらを修正して完成としました。
本来は実際の車内で使用されているチケッターとする予定だったのですが、HPに記載がある10日営業日前後を余裕持って発注したのにもかかわらず運転日に間に合わないということがあり、結局は運転日に間にあうXスタンパーで発注したのでした・・・。
ちなみに、発注先はこちらです。

検札印を制作している最中に、もうひとつアイディアが浮かびました。
それは湯乃鷺駅の下車印でした。これも本来のチケッタータイプの下車印を作りたかったのですが、これも事情から諦めざるを得ず、なにか近い形のものができないかと調べていたら、丁度良いものを見つけました。
詳細はこちら
これの13mmスタンプで、楕円に明朝体の“湯乃鷺”の文字を入れた下車印風のスタンプを発注することにしました。
それで出来上がってきたのが、


こちら。
早速、試し押ししてみると、


インクたっぷりのせいか、押し方によってはめちゃくちゃに滲みます。それと、やっぱり黒目が変・・・。これは次回修正しよう・・・。
下車印の方はというと、
どんな押し方をしても均一な印影になります。これは良いです!!
これは“デジはん”というこれまでとは全く違った印面製法らしく、検札印もこれにしたかったところなのですが商品ラインナップに20mmスタンプがないのが非常に残念です。

次回もこれらスタンプは持って行きますので、もし押印のご希望があれば申し出ていただければと思います。