2012年4月27日金曜日

花咲くいろはラッピング列車記念乗車券・入場券セット

鉄道遊走、里見です。

花咲くいろはラッピング車登場に合わせて、記念乗車券・入場券セット、クリアファイル(絵柄は新規)、車内アナウンスCD2などのグッツが発売されましたが、この内、記念乗車券・入場券セットを紹介したいと思います。


まずは台紙の表面から。
今回のラッピング車登場に合わせて書き下ろされたイラストの様です。車内アナウンスCD2やクリアファイルにも使用されているほか、キャラ配置を変えてラッピング車のヘッドマークにも使用されているイラストです。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
比べるとよく分かりますよね。(写真の彩度が低いのも・・・)


続いて台紙裏面です。
左下に通し番号が振られていますが、これは切符の番号とリンクしています。聞いた話ですが、「0087」とか「0168」とかの番号が出るまで待っていた方がいらっしゃったとか。
そして裏面に使用されているイラストはNT200の後追いシーンのイラストですが、確かオープニングかエンディングの映像の一部だったと思います。お気づきかと思いますが、新規書き起こしのイラストには車両正面にのと鉄道のロゴが入っていますが、これまでのイラストには入っていません。話を聞く限りのと鉄道側からの指示ではなく、花いろ側が入れてきた様です。


そして中面です。
上下見開きの配置となっています。イラストはこれまでのものを流用したようで、新規書き起こしのものではないようです。湯乃鷺駅のカットがメインの構成となっています。


切符を外すとこのようになります。
切符はビニールの小袋に入れられていて、イラストに切符差し込みの切り込み等が入らないように配慮しているようです。ただ、透明ながらもビニール袋が気になるような。難しい所ですよね。




続いてセットされている券面です。
まずは、湯乃鷺〜小松崎間のD型往復硬券乗車券から。
のと鉄道ではD型往復硬券乗車券は初めての発行となります。様式は国鉄時代のものを忠実に再現したもので、非常に惜しいのは山形の小人断線の内側にある○は、本来なら穴が空いていなくてはならない所なのが、印刷で○となってしまっている所でしょうか。これも聞いた話によると、時間がなくて空けられなかったそうで・・・。子供として使うことはないのでしょうから問題ないとは思いますが。
この切符で湯乃鷺駅から彼女たちの通っている高校の最寄りの小松崎駅まで往復できますよ!という意図はよく分かるのですが、同様の切符を発行しているのは私が知る限りでは北近畿タンゴ鉄道くらいのマニアックなチョイスです。



往復乗車券の次にセットされているのが湯乃鷺から360円区間までのA型硬券乗車券です。
こちらのA型乗車券は、通常、のと鉄道が発行している様式で、他の駅のものは多分、穴水駅の売店で入手できたかと思います。西岸駅から360円区間は穴水まで行けるので、穴水駅の売店でこの記念乗車券・入場券セットと西岸までの切符を購入すると、穴水→西岸(途中下車)→能登鹿島(下車折り返し)→西岸(途中下車)→穴水という感じで聖地巡礼乗車ができます。



そして最後にセットされているのが湯乃鷺駅A型硬券入場券です。
実は、去年の10月3連休のヘッドマーク取り付けに際して、この入場券も提案させて頂いていたのですが、調整に手間取り条件がオールクリアとなった時には印刷が間に合わず、涙を飲んだのでした。今回の記念乗車券・入場券セットで無事、世の中に出てくれて本当に良かった思っています。

さて、こちらの記念乗車券・入場券セットは現在も穴水駅の売店で発売中となっています。のと鉄道を訪れた際のおみやげとして如何でしょうか?
また、どうしても穴水駅まで買いに行けないという方は、鉄道ダイヤ情報2012年5月号、134ページのDJ情報局に郵送購入の記載がありますので、そちらを参照、もしくはのと鉄道に問い合わせてみて頂ければと思います。

2012年4月26日木曜日

花いろ列車登場!

鉄道遊走、里見です。

年度末、年度初めと忙しくブログの更新が滞っておりました。申し訳ありませんでした。

さて、のと鉄道で花咲くいろはのラッピング車両が登場するとのことで、そのお披露目式に参加してきました。3月24日のことなので、もう1ヶ月も前の事ですが・・・。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
高速道路をマルヨで移動してきて、西岸駅には8時過ぎに到着しました。1月下旬に訪れたときの雪は何処へやら。豪雪地帯でないところはこんなものなのか(かんじき含む真冬装備で来ていたので・・・)と思いふけっていると、なにか違和感が・・・。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
 ・・・下りホームも湯乃鷺の駅名板に交換されている!!!!

これは流石にびっくりしました。この日に合わせて交換したようです。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 128D(左) 125D(右)
 早速、下りホームに新設された湯乃鷺駅名板を入れて撮影。

そうこうしている内に人が集まりだしたのですが、

2012.3.24 西岸駅付近臨時駐車場 (持ち主の許可を得て撮影)
 こちらのような“ラッピング車”もチラホラいらしていました。ちなみにこの車以外、撮影の機会を逃したのが残念・・・。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 129D
グッツの販売は12時から、式自体は14時20分頃からということなので、撮影しながら待ちました。
下りホームの駅名板設置のお陰で、上下列車で湯乃鷺の駅名板を入れた撮影を楽しむことができるようになりました。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 136D
 この日は先に登場していたマジンガーZのラッピング車も運用に入っていました。
2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 136D
作者である永井豪が輪島出身ということで、その輪島市に永井豪記念館がオープンしたことに合わせてラッピング車が登場したのだそうですが、当の永井豪記念館のHPにラッピング車に関しての記載がなかったり、そもそも交通アクセスにのと鉄道を利用したアクセス方法が記載されていないなど、突っ込みどころ満載です。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
 なんと、雨時々曇りの予報に反し晴れ間が見え始めてきました。しかし、

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 138D
 期待は淡くも式典が始まる一本前の列車から曇り始め・・・

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
そして式典の準備が整った時には、お空は真っ白に・・・。雨が降らなかっただけでも奇跡なのかもしれませんが。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
時間通り、14時20分から式典が始まりました。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
 まずは、のと鉄道山下参事の挨拶から。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
続いて、武元七尾市長。市長の時だけ、光が差し込みました。
なんで七尾市?とこの時は思ったのですが、後で調べたら西岸駅の所在地は七尾市だったのですね。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
 そして、湯乃鷺温泉のモデルとなった湯涌温泉から、湯涌温泉観光協会安藤会長。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅
 最後は番組プロデューサーの永谷さんでした。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9138D
頃合いを見計らって、ラッピング車が駅に進入してきました。湯乃鷺の駅名板の横に止めるため、白旗で停止位置指示をしています。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9138D
そしてテープカット。車両と駅名板と平行に結ぶようにテープを置いてやると思っていたのですが、駅舎側に向かれてしまいました・・・。テープカットについては場所取りミスですね・・・。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9138D
さて、テープカットも済んだので、早速車両観察です。まずは後位側から。しかし、ここまで本気なラッピング車両になるとは思ってもみませんでした。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9138D
 ラッピング車のために、イラストは書き下ろしですよね、コレ。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9138D
客用扉の窓ガラスには「喜翠荘」の文字が。凄いのは、扉注意喚起のシールの位置を変更してまで中央に貼り付けているところですよね。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9138D
続いて前位側。空の青がベースの後位側と違って、前位側は桜のピンクがベースで、前後で色が違うなかなか変わったラッピングです。こちら側は路線の都合上、正面に日が回る所が殆どないので、真っ黒になり難いこの配色は意外と良いかもしれません。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 137D(左) 9138D(右)
そして、この式典中にすれ違う列車が、なんとマジンガーZ!狙っているとしか思えませんね、この運用・・・。
すれ違うと間もなく発車なので、反対側側面の点検ができないまま沿線に向かいました。

2012.3.24 のと鉄道七尾線田鶴浜〜笠師保間 9138D
本当は、能登中島駅進入の築堤で撮ろうかと思っていたのですが、道を間違えてウロウロしている内に行かれてしまい、能登中島と笠師保の間も入り損なってグダグダな状態でここまで来てしまいました。 これはこれでも良いのですが、ラッピングの事を考えるとやっぱり横がちに撮らないとダメだと思った一枚でした。

2012.3.24 のと鉄道七尾線西岸〜能登鹿島間 9139D
往路の一件を踏まえ、復路はこのポイントにしました。やっぱりこう撮らなくちゃ。
しかし、雨が降らないだけマシなのですが、如何せ天気が悪い・・・。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
沿線撮影後、穴水駅に行ってみるとラッピング車はまだ止まっていました。車両が居るのに撮影しているのが誰もいない・・・。乗っていた方々は何処へ消えたのでしょうか・・・。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
 先ほど西岸で観察できなかった側は、既存のイラストを組み合わせたものでした。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
 個人的に、このイラストが好きです。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
そして前位側。なこちのイラストが乗務員窓にかかっているのが視界的に凄く気になるのですが、これでも問題ないのでしょうね。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
西岸では撮れなかった、ヘッドマークのアップ。前位側のものですが、前後とも同じものです。イラストは、記念切符の台紙で使われたイラストのキャラクターの位置を変更したもののようです。各キャラクターが少し詰まり過ぎの様に思いますが、まぁ、こんなものなのかもしれません。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
 マジンガーZのラッピング車も、良い位置に止まっていました。前位側。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
 後位側。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
マジンガーZのラッピング車の撮影していたら、いつの間にか翌日の運用に備えて編成組成していました。

2012.3.24 のと鉄道七尾線穴水駅
翌日の定期列車投入はのとドン号のラッピング車との併結という、初回からラッピング車同士の併結から始まりました。なんと濃い定期初運用なんでしょうね・・・。
この日はもう動かないので引き上げました。

続きます。



おまけ


愛車の積算距離が往きの高速道路、越中境PAで98765kmとなりました。
往きの何処かで98765kmを迎えるとは思っていましたが、上手くPAでなるとは思いませんでした。