急行「ゆのさぎ」の本番2日目です。
輪島泊となった鉄道遊走一行は、前日の宴会から心配された寝坊するメンバーもなく、輪島線の廃線跡を見つつ朝の国道を快走して穴水へ向かいました。輪島は私が小学生の時に家族旅行で訪れて以来で、その時は輪島がどの位の規模の街であったかとかは覚えが無かったのですが、これだけの街の規模がありながらも、そこへ至る鉄路がどうして廃線になってしまったのだろうか、そんなことを考えながらでした。
さて、10月8日の急行「ゆのさぎ」の運用は、2両編成の125Dが穴水到着、穴水方のNT204が急行「ゆのさぎ」となりました。この125Dは花咲くいろはのラッピング車充当編成で、僅かな時間だけでしたが、花咲くいろはのラッピング車と急行「ゆのさぎ」が並びました。
私は準備と撮影で先回りする関係で、これを撮影できずじまいでした。撮れた方が羨ましいです。
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 9130D「ゆのさぎ2号」 |
この日は昨日ほど天気が安定せず列車直前まで曇っていたりしていましたが、列車通過時は晴れてくれたので胸をなで下ろしました。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9130D「ゆのさぎ2号」 |
まずはゆのさぎの駅名板を絡めて撮りましたが、やはりこの時間帯は光線条件が良くありません。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9130D「ゆのさぎ2号」 |
交換は上りホームから撮ることにしました。
昨日、乗せ忘れた「第二回湯涌ぼんぼり祭り」のヘッドマークを、9130Dでは西岸駅から掲出しています。ちなみに「第二回湯涌ぼんぼり祭り」のヘッドマーク運用は、
9130D 西岸(取り付け)→七尾
9131D 七尾→西岸(取り外し)
9136D なし
9135D なし
9140D 西岸(取り付け)→七尾
9141D 七尾→穴水(取り外し)
として、あるなし両方を撮影できるよう考慮しました。なお、西岸での取り付け、取り外しとしたのは、穴水駅での折り返し時間中の作業が厳しかった為で、時間の余裕のある西岸としたからです。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 129D(左) 9130D「ゆのさぎ2号」(右) |
先回りします。
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 9130D「ゆのさぎ2号」 |
どうしても晴れ空の写真が撮りたくて追っかけるも・・・
2012.10.8 のと鉄道七尾線和倉温泉〜田鶴浜間 9130D「ゆのさぎ2号」 |
2012.10.8 のと鉄道七尾線田鶴浜〜笠師保間 132D |
そして穴水行きが花咲くいろはのラッピング車と急行「ゆのさぎ1号」が続行で行くのですが、なんとAF動作不良で2連続で失敗!orz
“N社のAFは付加機能”という銀塩時代からの教訓を守らず、つい、ついAFを使ってしまった(正面がちの写真のピント合わせは苦手なので・・・)のが悪かったのですが。
一桁機で流石にこれはね〜よ、と思い調べたのですが、原因はAF-Cモードがデフォルトではレリーズ優先になっていた(こんなデフォルトやめてくれ・・・)ことによるもので、ピント合わせそっちのけでシャッターが切れていたのでした・・・。・・・実は、これに気が付いたのはもうちょっと先のことで、それまでピンボケ写真を量産したのでした・・・。
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 9131D「ゆのさぎ1号」 |
やっぱりオール“M”で使用するのが
N社カメラの正しい使い方です
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はぁ・・。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9131D「ゆのさぎ1号」(左) 134D(右) |
追っかけて、今回のメイン、西岸駅での花咲くいろはラッピング車との交換を狙いました。
直前で曇られるわ、ゆのさぎの駅名板の前に人は入るわで、昨日のをリベンジしたかったのですが、上手く行かないものです・・・。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸〜能登鹿島駅間 9131D「ゆのさぎ1号」 |
西岸停車中に先回りして、このポイントに来ました。
いつもはもうちょっと引いて、もう少し横から撮るのですが、ヘッドマークがあるので、今回は少し正面がちにアップ目にしてみました。
保線用の監視台が邪魔なのですが、後ろの屋根瓦に紛れ込ませると余り気にならないかなぁと思っているのですが、どうでしょうか?
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 136D |
側面に日があるかと思ったのですが、思いの外、正面に日が行ってしまっていました・・・。
足下の草は、本番まで“成敗”(←久留里線沿線の農家の方が本当にこう言っていました・・・)しておきました。
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登中島〜西岸間 9136D「ゆのさぎ4号」 |
綺麗に撮れましたが、やはり側面が・・・。次回の課題です。
2012.10.8 のと鉄道七尾線田鶴浜〜笠師保間 9135D「ゆのさぎ3号」 |
折り返しは、前回“ガーデニング”しておいたこのポイントに。順光で今回の一番の決めカットになりました。もちろん、AFはMFにしています・・・。
2012.10.8 のと鉄道七尾線田鶴浜〜笠師保間 138D |
急行「ゆのさぎ3号」が能登中島で花咲くいろはのラッピング車と交換して直ぐにやって来るので、それをこの橋梁で撮りました。束の間の青空で決まった!っと思ったのですが、なんと1/1000sec.でブレでしまっています・・・拡大しなければ判りませんが。これも次回の課題ですかね・・・。
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 140D(後追い) |
先程に続き、苦労して“ガーデニング”したこのポイントに移動してきました。時間的には側面には日が当たるのですが、みるみる内に陰が伸びてきて・・・。
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 9140D「ゆのさぎ6号」 |
「ゆのさぎ6号」通過時には、見事に曇ると・・・。orz
2012.10.8 のと鉄道西岸(湯乃鷺)駅 9140D「ゆのさぎ4号」 |
西岸駅で、花咲くいろはのラッピング車と交換となるので、今回は俯瞰ポイントに来てみましたが、ドン曇りのほか、田圃の方から通称“鉄除けバルサン”が焚かれて・・・。CM通り、隅々まで良く効きます・・・。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9140D「ゆのさぎ4号」 |
ちなみに縦アングルにするとこんな感じです。背景に二子山が望めます。
このまま煙られてしまうと思い、降りるかどうか悩んでいると・・・
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9140D「ゆのさぎ4号」 |
とりあえず煙だけは治まりました。このままここで粘ります。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 139D(左) 9140D「ゆのさぎ4号」(右) |
花咲くいろはのラッピング車が入ってきたと同じくして晴れてキターーー。ついでに銀色の軽自動車まで・・・。列車撮りたいなら駅の駐車場に停めてくれ〜〜〜!!。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 139D(左) 9140D「ゆのさぎ4号」(右) |
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 139D(左) 9140D「ゆのさぎ4号」(右) |
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 139D(左) 9140D「ゆのさぎ4号」(右) |
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9140D「ゆのさぎ4号」 |
2012.10.8 のと鉄道七尾線田鶴浜〜笠師保間 9140D「ゆのさぎ4号」 |
2012.10.8 JR西日本七尾線七尾〜和倉温泉間 9140D「ゆのさぎ4号」 |
2012.10.8 のと鉄道七尾線和倉温泉〜田鶴浜間 9141D「ゆのさぎ5号」 |
2012.10.8 のと鉄道七尾線笠師保〜能登中島間 9141D「ゆのさぎ5号」 |
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9141D「ゆのさぎ5号」 |
なお、ぼんぼりの一番右側は盗まれてしまったそうで、裸電球が目立つので緩めて消させてもらいました。
しかし、ぼんぼりを盗んだ人は、そのぼんぼりをどうするんでしょうね?盗んだ物を自室に飾るのでしょうか?理解できません。
ちなみに、私もこの湯乃鷺駅のぼんぼりは欲しいと思ったので、来年は一般販売してくれるようのと鉄道にお願いしてきました。1個辺り、ぼんぼり祭りのぼんぼり奉納買い取りの値段(8000円)と同じ位の値段したそうなので、販売するとそれ位の高価なものになってしまいますが。
2012.10.8 のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9141D「ゆのさぎ5号」 |
この日は本当に天気に泣かされました。
2013.10.8. のと鉄道七尾線西岸(湯乃鷺)駅 9141D「ゆのさぎ5号」 |
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9141D「ゆのさぎ5号」 |
雰囲気が良くて私はこちら側から狙ったのですが・・・
2012.10.8 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9141D「ゆのさぎ5号」(左) 146D(右) |
昨日と同様、両面テープに四苦八苦しながら片付け終わった頃には、
2012.10.8 のと鉄道七尾線穴水駅 152D |
2012.10.8 のと鉄道七尾線穴水駅 152D |
2012.10.8 のと鉄道七尾線穴水駅 152D |
聞くところによると、今日は急行「ゆのさぎ」3往復全てご乗車頂き、そして152Dに乗って乗り換えで金沢まで行き、夜行バスで東京に戻ってそのまま学校へ行くのだそうです。なんか、自分も高校生の時に似た様なこと・・・いまでの余り変わらないか。
彼を見送って引き上げました。
充実した2日間、というより無事やりきった!という方が正直な感想でした。
この企画に賛同頂いたメンバー各位をはじめ、見に来て頂いた、乗車して頂いた皆様、そして運行頂いたのと鉄道を始め関係各所、改めて厚く御礼申し上げます。
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