2012年11月4日日曜日

急行「ゆのさぎ」準備・切符編2

鉄道遊走、里見です。

前回に続き、切符編の続きです。

前回の切符編でも触れましたが、4月にも急行「ゆのさぎ」を計画していたことは過去のブログにある通りですが、この4月の急行「ゆのさぎ」の記念品として制作予定だったのがこの切符でした。


A型の特定の都区市内ゾーン行きの切符です。出発地の駅の私鉄が盛大にイベントをやって、引っ越し先の駅がJRなので何もJRはイベントをしなかった、流石JR、なので。と思った某アニメに出てきた切符を湯乃鷺バージョンに改めて見たものです。制作時期が丁度これの放送時期、なので。
もちろん、“金沢市内ゆき”なんてものは存在しませが、“大阪市内行き”では花咲くいろはから外れてしまうの“金沢市内ゆき”としました。あ、“東京都区内”でも良かったかなぁ・・・。
A型は縦30mm、横57.5なので、いちから作りました。


この切符を制作に際して、前回見えにくかった地紋の「ゆのさぎ」「YUNOSAGI」の文字も、ひとまわり大きく改良した地紋も制作しました。
結果、運転自体が流れてしまったので、この案は一旦、お蔵入りとなりました。


花咲くいろはのラッピング車が登場し、桜の時期も終わって一息ついたころ、早速、10月はどうするの?という話になりました。この中で切符の話になり、金星ことパパが“準常備券”を作りたいと言い始めました。切符の知識の薄い私にとっては初めて聞く言葉だったのですが、なるほど、駅名が複数入るのは面白いということで、


複数画像を参照してD型準常備券を作ってみました。駅名を複数記載するため珍しい縦使用ですので、前回のデータは流用できず、これもいちから作りました。
制作するに当たって、準常備券は行き先駅の下を鋏で切って発行とするので、完璧な状態(発行前の状態)の画像が殆どなく、乙片側(上記画像の場合、一番下のミシン目より下、“湯乃鷺・準片 松   いろは”と書いてある部分)がどうなっているのか、参考に出来たのが私鉄のものだったので、この様式で良かったのか定かではありません・・・。
駅名は勿論、キャラ名+αです。
キャラ名で存在している駅は良い(和倉は和倉温泉ですが)のですが、まず、押水だけは駅として存在していない(かつては押水を冠したバス停はあったようですが、それもなくなったようです)ので、最寄りの宝達を押水と置き換えています。また、輪島と松前は現在は廃線、廃駅となっているので、先に廃線となった松前線が存在した昭和63年1月の時刻表を参照して運賃表示をしています。
また、湯涌温泉、四十万、鶴来はそれぞれ、金沢乗り換えのバス運賃の合算、西金沢乗り換えの北陸鉄道社線運賃の合算、有効日は単純に距離合算で出していますが、細かいツッコミはなしでお願いします。新西金沢〜四十万、新西金沢〜鶴来間の運賃が時刻表では判らず、わざわざ監督省庁に電話して調べて頂きました。

なお、この切符を作成するに当たって、


地紋の色を橙色に色変えをしています。余談ですが、実はいちから組み直しもしていまして、更に別用途にも使うことから面積を広く作り直しました。

さて、この準常備券を色々と検索していたら、準常備の急行券も見つけてしまいました。更に色々と検索していると、


A型の準常備急行券なるものも見つけてしまいましたので作ってしまいました。
参考にした画像は3等制時代のもので、券面に等級が記載されているほか、準常備なので乗車駅欄は本来は空欄であったり、列車名なしの“普通急行券”であったりしますが、その辺もネタ券ということで。
料金は先程の準常備券に合わせて、昭和63年1月基準にしてあります。

急行券も作ってしまったので、じゃあペアでということにしたのですが、やっぱり常備券をボツにするのは忍びない、なので。


まず青地紋を直しました。青地紋の色は淡青色という色なのだそうで、橙色地紋を淡青色に変換しました。


そして、4月用に作ったものの地紋を入れ替えました。合わせて裏面の記載を直し、運賃も昭和52年8月時点の運賃に直しました。運賃は金沢までの運賃ですが、現在の1790円と比べると安いですよね・・・。
地紋の色は少し薄い感じがしますが、ボール紙に印刷されると丁度良くなります。


そして、いつかの文字を消してミス券にして完成です。ミス券がネタ券、なので。

常備券の乗車券を作ると、常備券の急行券も欲しいなということで、


A型常備急行券も制作してみました。常備券のデータを流用して変更箇所を変えて制作しています。
常備券の金沢までに合わせて100kmの急行券にしました。これも本来はA型準常備急行券と同じく、列車名が入らないのが通常です。ネタ券ですから。

データを作り上げ、印刷業者に確認の電話を早めにお盆前にしたのですが、今年はバックオーダーを多数抱えているとのことで、お盆までにはデータが欲しいとのことでした。いやはや、早めに進行しておいて大正解でした。直ぐにデータを渡して印刷をお願いしました。

切符編、もう一回続きます。

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