準備編に続き当日編です。
事前準備の後、宿は西岸の「cafe遊帆」さんがやっている宿に泊まりました。
宿泊代が安いこともさることながら、掛け替えられた駅名板を朝一に確認したかったというのもありました。
残った切符作業は深夜まで掛かってなんとか終了し、いつのまにか布団に潜り込んで寝ていましたが、なんとか寝坊せずに起きることができました。
さてさて、西岸駅の駅名板はどうなっていることやら・・・。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 |
西岸駅の駅舎は、朝早くが順光です。
そういえば何回も来ている割には、あまりこの時間に駅舎を撮影したことがなかったです。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 |
・・・しかし、これはちょっと違う!!
書体はこんな格好いいものではなく、スミ丸ゴシック体のちょっと不格好なもの・・・“西岸駅”の書体のママで、書体の色は白地なら黒。あと、“駅”も抜けています。
仕方がないのかなぁ・・・。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 120D |
始発列車で通学、ご苦労様です。
この湯乃鷺駅の駅名板のところの桜は、ご覧の通り、殆ど花びらが落ちてしまいました・・・。残念。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 |
この時点で6時半過ぎだったのですが、最初は誰もいなかったのに一見で花いろファンと判る方々が続々と集まり始めていました・・・。皆様、早いですね・・・。
穴水には7時頃到着したのですが、なんでこんなに早く穴水に行ったかというと、実は切符のダッチング(日付入れ)が終わっていなかったのと、ヘッドマークの準備がひとつ終わっていなかったので・・・、早朝から準備に追われていました。花咲くいろはHSHのラッピング車が朝運用に回っているので、それを撮影に出たかったのですが・・・。
130Dが穴水を出発して行くと9130Dが2番線に据え付けられ、緒花ちゃんヘッドマークの固定具合を再度確認後、後は“車掌組”に任せて沿線に飛び出します。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 9130D「ゆのさぎ4号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9130D「ゆのさぎ4号」(手前) 129D(奥) |
皆様の協力でこのポジションを確保させて頂きました。(全体で後ろに下がりました。駅名板を入れる為に。)
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9130D「ゆのさぎ4号」(左) 129D(右) |
これのために色々とダイヤを調整したのですが、天気と桜が残念でした・・・。また来年。
人が多いので早々に移動しました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登中島〜湯乃鷺間 9130D「ゆのさぎ4号」 |
本来なら順光になるのですがドン曇り・・・。空が入らない様にアングルを決めました。
天気は今ひとつでしたが、今回の中でそこそこのベストショットになりました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 9130D「ゆのさぎ4号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 132D(左) 9130D「ゆのさぎ4号」(右) |
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 132D(左) 9130D「ゆのさぎ4号」(右) |
少し普通列車が前に出ているので、
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 132D(左) 9130D「ゆのさぎ4号」(右) |
こっちだと綺麗に並んでいる様に見えるのですが、折角のラッピング車の側面が写らないので、痛し痒しといったところでしょうか。
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 9130D「ゆのさぎ4号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 1321(左、後追い) 9130D「ゆのさぎ4号」(右) |
天気が曇りのままのようなので、折り返しは笠師保駅で撮ることにして移動しました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜駅 9131D「ゆのさぎ3号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺〜能登鹿島間 9131D「ゆのさぎ3号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 9131D「ゆのさぎ3号」 |
先程の親子(?)は、まだ前に居ます。ずっと前展望を楽しんでいただけたようです。
2013.4.20 のと鉄道七尾線穴水駅 9131D「ゆのさぎ3号」 |
バタバタしていて撮れなかった、緒花ちゃんヘッドマーク付きの形式写真がやっと撮れました。
このあと増結のため、こちら側のヘッドマークを外しました。
13時20分過ぎから、一旦3番線(下1)に引き上げてあったNT202花咲くいろはHSHラッピング車の入れ換えをして、NT201花咲くいろはラッピング車の七尾方に増結。NT202花咲くいろはHSHラッピング車の七尾方に緒花ちゃんヘッドマークを取り付け、NT202花咲くいろはHSHラッピング車の穴水方ヘッドマークを取り外してNT201花咲くいろはラッピング車の穴水方運転席側に取り付けました。
9138Dは湯乃鷺駅停車中にNT202花咲くいろはHSHラッピング車の出発式を行うことになっていることから、HSHのヘッドマークを両側に取り付けてダブルヘッドマークとしました。
このほか、NT202花咲くいろはHSHラッピング車にサボと車票を取り付けました。サボは最初の1往復では窓の上辺に合わせて取り付けたのですが、走行の際に落下したため、視界の妨げになりますが下辺に付け直して、NT202花咲くいろはHSHラッピング車も同様にしました。吸盤の吸着力でなんとかなると思ったのですが・・・。
2013.4.20 のと鉄道七尾線穴水駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線穴水駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線穴水駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
“車掌組”に後を任せて沿線に出ました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 138D |
雲がどんどん厚くなって行く・・・。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2両編成で丁度良いぐらいの乗車人数だったようです。
NT202花咲くいろはHSHラッピング車の出発式が行われる湯乃鷺駅へ向かいます。
9138Dはいつも湯乃鷺駅の駅名板前に停車しており、キャラクタースタンディーも置かれ、程なくして、
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
岸田メル氏がかぶっている国鉄制帽と、ナガッチョ氏がもっているタブレットキャリアは私が小道具として用意したものです。メルさん、帽子が小さくてすいませんでした。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
人が車内に流れて行ったので、スタンディーとの並びが撮ることができました。
こういうのもありですよね。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
ちなみに、昭和47年3月14日の全線CTC化でタブレット扱いは無くなっていますので、あくまでも安全祈願であり、列車運行に使用しているものを使っている訳ではありません。念のため。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9138D「ゆのさぎ6号」 |
緒花ちゃん、みんち、なこち、結名まで連れさらわれたところで発車時間となってしまい(やっぱり巴さんは・・・)、撮影会・・・というか出発式は終了したのでした。
猛ダッシュで、ひとつ先の踏切に向かい、
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登中島〜湯乃鷺間 9138D「ゆのさぎ6号」 |
撮影のために設けた能登中島駅での停車時間を利用して、先回りします。
能登中島を出た所のカーブも良かったのですが、駅前を通過したのが発車1分前だったのでそこに入るのは止めて先へ行くことにしました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線田鶴浜〜笠師保間 9138D「ゆのさぎ6号」 |
「はくたか」接続のための和倉温泉停車時間を利用して、電化区間の和倉温泉〜七尾間まで追っかけます。
2013.4.20 JR西日本七尾線七尾〜和倉温泉間 9138D「ゆのさぎ6号」 |
折り返し「ゆのさぎ5号」は、日があれば順光になる和倉温泉〜田鶴浜間の直線か田鶴浜〜笠師保間のカーブで撮ろうと思っていたのですが、暗くなって露出が厳しくなって来たので、
2013.4.20 のと鉄道七尾線笠師保〜能登中島間 9139D「ゆのさぎ5号」 |
・・・ただ、2両目が写り込まなかったことや、引き絵をもう一台で取り忘れたりと、疲れからか思考回路が大分落ちてきました・・・。
ここでカツを入れて気持ちを入れ換え、湯乃鷺駅停車時間を利用して先回りします。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺〜能登鹿島間 9139D「ゆのさぎ5号」 |
先程は気付かなかったのですが、斜面に咲いている白い花、桜だったのですね。
能登鹿島駅停車時間を利用して先回りします。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島〜穴水間 9139D「ゆのさぎ5号」 |
邪魔になる語り部列車用の看板は車両で隠し、築堤脇の桜もなんとか入れ込んでみました。
雨は本降りになり露出も厳しく、びっちょんこになりながらの撮影でしたが、手堅く撮れたので満足でした。
このあと、予約しておいた穴水駅前旅館に入って、びっちょんこになった上着を干したり、機材を拭いたり、夕食を食べて休憩して〜夜桜緒花見列車〜に備えました。・・・というか、疲れました・・・。
〜夜桜緒花見列車〜の準備は18時頃から始め、HSHのヘッドマークの取り外し、NT202穴水方(連結側)へのHSHヘッドマーク復元、サボと車標の交換、また先頭1両を録音・録画車両とすることから、貫通扉への張り紙をしました。
雨足は弱まるところがないのが残念ながら、昨年からの念願であった夜桜列車は予想を上回るお客さまを乗せて時刻通りに発車しました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9148D「ゆのさぎ8号」 |
時折強く雨が降る中、乗車されたお客さまの殆どが外でバルブ撮影を楽しまれていました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9148D「ゆのさぎ8号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9148D「ゆのさぎ8号」 |
交換列車をこちら側から撮ろうと思ったのですが、見事、列車に隠れてしまいました・・・。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9148D「ゆのさぎ8号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9148D「ゆのさぎ8号」 |
約50分も停車させていたのですが、びしょびしょになりながらもあっという間に時間が過ぎてしまい、足りない位でした。
湯乃鷺駅へ移動します。
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9148D「ゆのさぎ8号」 |
2013.4.20 のと鉄道七尾線湯乃鷺駅 9148D「ゆのさぎ8号」 |
そんなこんなで、停車時間の約25分はあっという間に過ぎてしまいました。
あとは、帰りの能登鹿島駅まで消化試合のようなものなのですが、初めて聞くHSHの車内アナウンスを楽しみます。
七尾到着後は運転士と共に折り返し乗車される方もエンド交換。NT201からNT202へ移動して頂きました。
そして何名か降車されましたが、最終的には20名程のお客さまを乗せ七尾を発車。ここからは持ち込んだ日本酒を開けて、当初予定通りに宴会開始!!居酒屋列車と、勝手にさせて頂きました。
和倉温泉で普通最終列車に抜かれるのも見る鉄、湯乃鷺駅停車も降車せずにおいしく酒を頂きました。もちろん、
2013.4.20 のと鉄道七尾線9151D「ゆのさぎ7号」車内 |
「期待しない方が良い」と言われていましたが、確かにコレは・・・。
翌日の定期運用時には保護アクリルが貼られていたので、保護なしの貴重なカットになりました。
さて、日本酒を飲んで終列車後の能登鹿島に向けて気合い十分です。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9151D「ゆのさぎ7号」 |
通常、能登鹿島駅の停止位置目標はずっと前で、桜を入れて撮る場合、あまり良い位置ではありません。なので、一去年からこのカットを撮りたいね、ということで色々と画策してやっと実を結びました。
この列車、実は関係各所にカナリ無理をお願いして実現しております。皆様、ご迷惑をお掛け致しました。本当にありがとうございました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9151D「ゆのさぎ7号」 |
しかし、能登鹿島の夜桜は本当に綺麗ですよね。
もう少しアングルを探しても良かったと、今からは思うのですが、先程のカットが決まってしまって、びちょびちょになっているのもあり、早々に列車に戻りました。
発車10分前位から穴水到着後の撤収を素早く行うため事前撤収作業を行い、NT202の緒花ちゃんヘッドマーク取り外し、およびHSHヘッドマーク復元、車票とサボの取り外しを行い、穴水到着後は降車のみで済むようにしました。
2013.4.20 のと鉄道七尾線能登鹿島駅 9151D「ゆのさぎ7号」車内 |
穴水到着後は直ぐ旅館の部屋に入り、機材を拭いて風呂に入ってバタンきゅっ、でした。
駅前旅館の楽さを凄く実感しました。
この日の急行「ゆのさぎ」の乗車人数ですが、“車掌組”から各列車ほぼ座席が埋まる程度の乗車人数であったと報告を受けておりますので、3往復で延べ230人程度であったと思います。
急行「ゆのさぎ」にご乗車頂いた方々も、沿線で撮影された方々も、楽しんで頂けたでしょうか?
皆様、お越し頂きまして誠に有り難う御座いました。
2日目、続きます。
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